インフレータブルカヤックは、親子で楽しめる人気のカヤックです!
しかし、インフレータブルカヤックには最大のデメリットが…
それは
片付け作業、特に乾燥作業がとてもたいへんで時間がかかること!
片付け作業がたいへんだと、片付けがイヤでインフレータブルカヤックの使用頻度が激減してしまいますよね…
私も同じ悩みをもっており、少しでもラクに片付けができるように、ネットでいろいろな『乾燥方法』を探しては、組み合わせながら試しました。
結果、効率よく片付け作業ができる方法を見つかりました!
そこで今回、インフレータブルカヤックの乾燥作業と悪戦苦闘してきた私「ベノキ」が
1番ラクで時間がかからない洗い方と乾燥方法を2パターンを紹介します!
- 除湿器を使用するパターン
- 自然乾燥パターン
特に
除湿器パターンなら水洗い~乾燥までを半日で終えられるためおすすめです!
この記事はこんな方におすすめ!
この記事をよめば、片付けにかかる時間を大幅に削減できてインフレータブルカヤックを使う頻度が増えるため
『子どもと遊ぶ休日』がもっと楽しく!ラクになる!
TOBIN sportsを例に水洗い~乾燥方法を紹介!
今回紹介する乾燥方法は3気室構造のTOBIN sports Wave breakを使用して解説します!
TOBIN SPORTS Wave breakについてメリット・デメリットをまとめた記事はこちら!
3気室構造以外のインフレータブルカヤックでも基本的な手順は同じです!
インフレータブルカヤック全般のメリット・デメリットをまとめた記事はこちら!
インフレータブルカヤックの乾燥は除湿器を使用すると1番ラクで早い!
インフレータブルカヤックを乾燥させる時に室内で除湿器を使用できれば、1番手間がかからず短時間で乾燥作業ができます!
しかし
- 除湿器を持っていない
- 室内にスペースがない
そんな方も多いはず。
そこで今回は、乾燥方法を室内or屋外の2パターン紹介します!
- 除湿器使用パターン(室内)
- 自然乾燥パターン(屋外)
※乾燥作業に入る前に、水洗いをして水滴がおちない程度に水を切ってから乾燥作業を行います。
洗い方についてまとめたパートはこちら!
まずは、『除湿器使用』パターンを紹介します!
乾燥方法①:除湿器使用パターン(室内)
作業は室内で行います。
個室で作業ができればさらに乾燥時間が短くなります!
ベノキは浴室と脱衣所にまたがって広げて乾燥させている。
なるべく密室にできたほうが乾きやすい!
床と密着する船底面はある程度湿っていても問題なく乾きます。
問題はコクピット(人が乗る面)内の気室と気室の間…
特に、外壁とコクピット(底面、内側)の間はPVC繊維がかさなっており1番乾きにくいため、インフレータブルカヤックを広げる時は『内側を可能な限り広げる』ようにしましょう!
コクピットの外面はたわんでいても問題なく乾くためあまり気にしないでいい!
『内側』を広げるように意識しよう!
※除湿器と一緒にサーキュレーターを使用すればさらに時短ができます!
乾燥方法②:自然乾燥パターン(屋外)
屋外で自然乾燥させる場合は2つの工程で乾燥作業をします。
①両サイドの気室に空気を入れて半日ほど乾燥させる
両サイド+船底の気室に空気を入れ外壁をを立ち上げてから半日ほど乾燥させます。
両サイドの気室は0.4~0.5PSI程度の圧で空気を入れる
船底面の気室は0.2PSI程度の圧で空気を入れる
気室に空気を入れることで面積が広がるため早く乾燥します。
しかし、通常圧(TOBIN SPORTsだと0.8PSI)まで空気を入れると、気室同士が密着して乾きずらいため、『ほどよい圧』で入れることが重要です!
②空気をぬいて両サイドの気室を広げて1日ほど乾燥させる
カヤック全体が乾いたら空気を抜いて、両サイドの気室を広げてさらに1日乾燥させます。
気室の間が1番乾きずらい…
表面のPVC繊維が乾燥していても中のバルーンは乾燥していない場合が多い
インフレータブルカヤックの洗い方
自宅での洗い方を解説します。
※洗う時はインフレータブルカヤックの空気を抜いた状態で行います。
順に解説します!
①カヤックを広げて後方から前方 (排水弁がある方)に向かって水で流す
インフレータブルカヤックに海水や泥が残るとカビやパンクの原因になるためしっかりと洗います!
カヤックに砂がついている場合、カヤックの底(カヤックの裏側、海水や水と接している面)についている砂はしっかりと洗い流しておきます!
コクピット(人がのる面)内の砂はある程度流すだけでOK!
のこっていても乾燥させる過程でおとせます。
コクピット内の砂をキレイに洗い流そうとするとかなりの時間がかかる…
乾燥した後に払うと落ちやすい!
※カヤックに『汚れ』がついている場合は、ぬらした布などで拭いて落とします!
特に『土や泥』は水で流してもおちにくく、放置すると臭いや劣化の原因になる!
しっかりと拭いておとそう!
②コクピット内の水を排水弁からぬく
コクピット内の水はキレイに抜ききる必要はありません。
『カヤックを持ち上げて干せる』程度まで水を抜けばOKです!
ある程度ぬれていても干せば水は抜けていきます。
水を完全になくそうとすると時間がかかりすぎる…
しかし、水が入っていると重すぎて干せない…
自分が持ちあげて干せる程度まで水を抜けばOK!
③船底を上にして船底の水滴がなくなるまで干す
干し方はスペースに合わせて縦or横のどちらでもいいです!
船底(水と接する面)を上にして5~6時間ほど干します。
※船底は湿っていても水滴がなくなればOK!
船底は他の部位より乾燥しやすい(撥水性が高い)ため、夜干しでも5~6時間程度で乾く!
船底の水滴がなくなったら乾燥作業に移ります。
干す時は直射日光に当てないように日陰で干そう!
紫外線にあてるとPVC繊維やシームレステープが劣化して穴があくよ!
まとめ
インフレータブルカヤックの乾燥方法を室内or屋外の2パターン紹介しました!
- 除湿器使用パターン(室内)
- 自然乾燥パターン(屋外)
その中でもオススメの方法は除湿器使用パターン!
半日で乾燥作業ができます!
サーキュレーターを組み合わせるとさらに乾燥時間を短縮できます!
屋外で自然乾燥させる場合は、少し手間をくわえることで乾燥時間を短くできます。
インフレータブルカヤックを自宅で水洗いする手順は以下の通り。
特に海水や泥、土は臭いや劣化の原因となるためしっかりと洗い落としましょう!
この方法なら、いままでよりラクに片付けが出来てインフレータブルカヤックを毎週のように使えるようになります!
子どもとの休日をもっと楽しく!アクティブな日にしましょう!
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