インフレータブルカヤックは初心者でも手軽に始められるため人気があります!
その中でも、TOBIN SPORTS Wave breakは『コスパ最強』!
でも、『価格が安い』とはいってもスペックやデメリットが気になって購入を迷っている方も多いはず…
そこで今回は、2歳の娘と妻と家族3人でTOBIN SPORTS Wave breakを愛用している私『ベノキ』が以下の内容をまとめます!
この記事を読めば
TOBIN SPORTS Wave breakがあなたに合ったカヤックかどうかが分かります!
TOBIN SPORTS Wave breakはけっして
『安かろう悪かろう』ではない!
『カヤック初心者のパパ』にとっては最適!
コスパ最強のインフレータブルカヤックです!
- TOBIN SPORTS Wave breakのスペック!
- 価格を徹底比較!最安値はやはりコストコ!
- TOBIN SPORTS Wave breakはカヤック初心者のパパにこそおすすめ!その5つの理由!
- 実際に使ったからこそ分かったデメリット!解決策も合わせて紹介!
- まとめ
TOBIN SPORTS Wave breakのスペック!
まずは、TOBIN SPORTS wave breakのスペックについてまとめます!
初心者向けに『カヤックの素材やタイプ別の選び方』を解説した記事はこちら!
タイプ:シットオンタイプ
重量:18.4kg
最大積載量:200kg
定員:2人
気室:3
全長:3.3m
全幅:86cm
空気圧 0.8psi/0.06bar
シート:ハードタイプ/2つ
付属品:パドル×2、AirHammerハンドポンプ、修理パッチ
※2022年に外装が緑色からオレンジ色に変更になっています!
オレンジの方が上級カヤックっぽく見えてカッコいい!
全長も大きく最大積載量は200kgまで可能なため、パパ・ママ・子供1~2人でも十分のれます!
ベノキ家はパパ・ママ・2歳の娘の3人でのっている!
標準の付属品としてパドル(アルミ製)×2、電子圧力計付き空気入れがあるのもありがたい!
ライフジャケットだけ別途で購入すれば、すぐにでもカヤックを楽しめます!
(他のカヤックは、パドルや空気入れは付属しておらず、別で購入する必要があることが多い)
価格を徹底比較!最安値はやはりコストコ!
私自身が購入する時に徹底的に調べた結果は以下の通り!
コストコ | 29,380円 |
yahoo!ショッピング | 36,000円 |
楽天 | 57,800円 |
amazon | 再入荷待ち |
最安値はやはりコストコです!
楽天やyahooと比較すると、ほぼ1/3とは…
どういう価格設定なんだ!?
コストコは通販でも購入可能ですが、最大の問題点はやはり
『コストコ会員以外は購入できない』こと!
私は沖縄在住でコストコ会員ではないため、楽天で購入しました…
価格だけをみるとヒジョーに悔しいですが、それでも他のインフレータブルカヤックよりは安い!
TOBIN SPORTS Wave breakのスペックや付属品の質の高さを考えれば、十分に納得できる価格なので、まったく後悔はしていません!
※補足:こんな裏技もあります(北海道、沖縄以外の方)
コストコは会員制で、会員登録の年会費は4235円(税込み)です
そして、価格はすべて送料込み!(北海道、沖縄以外)
なので、 TOBIN SPORTS Wave break を買うためだけに会員になっても
24,580円(カヤックの価格)+4,235円(会員登録費)=28,715円
会員登録費を余計に払っても、『楽天』や『yahoo!ショッピング』よりは格段に安いです!
年会費なので、1年はそのままコストコ通販を利用できます!
しかし、北海道と沖縄は送料が別途かかります
しかも、商品のサイズによって送料は変わる+会員登録しないと送料も分からないので、沖縄在住の『ベノキ』はこの裏技は断念しました…
次は、TOBIN SPORTSをおすすめする理由についてまとめます!
TOBIN SPORTS Wave breakはカヤック初心者のパパにこそおすすめ!その5つの理由!
デメリットの多いTOBIN SPORTS Wave breakですが、カヤック初心者のパパにこそおすすめする理由があります!
それは以下の5つ!
順に説明します!
子供でも乗れる安定性
3気室構造で幅も86cmと広いため、子供が多少動いてもほとんど転覆することはありません
特にパパもカヤック初心者のうちは、安定性のあるカヤックの方が安全管理がしやすく、子供もパパ自身も景色を楽しむ余裕ができます!
初心者のうちは、他のカヤックだと
「パドリングやバランスをとることで精いっぱいで楽しむ余裕なんてない!」
ってパターンが多い
サイドの壁が厚く高いため、子供が転落しにくい
両サイドの壁が高くなっているため、子供が予想外の動きをしても転落を防ぐことができます!
サイドの壁があるとパドリングのじゃまにはなりますが
子供の安全管理は第一優先!
特に小さい子供を乗せる場合は、子供がバランスを取れないうえに予想外の動きをするため(飛び跳ねたり転がったり…)つねに注意が必要…
オープンデッキ(サイドの壁がないカヤック)だと、子供が落ちないよう注意するのに必死で、まったく楽しめない!
実際に2歳の娘を乗せて遊んでいますが、転覆したり落ちたりしたことは1度もない!
コクピットが広く最大積載量も200kgあるため、家族3~4人でのれる
全長や幅のサイズが同じカヤックでも、最大積載量(乗せられる重さ)はモデルによって違います
TOBIN SPORTS Wave breakは同じサイズのインフレータブルカヤックと比較しても、最大積載量が多い!
全長も3.3mありコクピットも広いため、大人2人子供2人程度なら問題なくのれます!(体格にもよる)
※最大積載量は必ず守りましょう!
それ以上のると浮力を保てず沈みます
ベノキ家はパパ・ママ・2歳の子供・荷物(クーラーボックスなど)を乗せてツーリングを楽しんでいる!
3気室構造なので、安心感もあり準備・片付けもしやすい
3気室あるため、もしもバルーンがパンクしても、他のバルーンで浮いていられるため安心です
また、3気室なら準備・片付けにさほど時間がかからないのも良い!
家族で使用する場合、ほとんどはパパ1人で運搬・準備・片付けまでをしなければいけません
ママは子供の準備などの対応で精いっぱい、子供は小さくて手伝えないとなると、パパ1人でこなさなければいけないことがほとんど…
特に子供が小さい家庭はなおさらですよね!
カヤックの準備や片付けに時間がかかってしまうと
カヤックなんてなくていいから子供の相手して
と、言われかねないので、準備・片付けはすばやく行う必要があります!
付属品もほぼそろっていてコスパ最強!
カヤック単体の値段としてもコスパの安いTOBIN SPORTS Wave breakですが
付属品がそろっているのも初心者にはありがたい!
インフレータブルカヤックを使うとき、最低限必要なアイテムとしては以下の3つがあります
- 空気入れ
- ライフジャケット
- パドル
この3つは、他のインフレータブルカヤックだと付属していないことも多く、別途購入する必要があります
しかし、TOBIN SPORTS Wave breakには
『電子圧力計付き空気入れ』『アルミパドル×2』
が付属品としてついています!
しかも性能が高い!
電子圧力計付き空気入れ
大容量で空気を入れられるため短時間でふくらますことが出来ます!
さらに電子圧力計付きのため空気圧の微調整も簡単にできる!
インフレータブルカヤックは
・空気圧が低すぎると浮力を保てない
・空気を入れすぎるとパンクの原因になる
アルミパドル
アルミ製なので軽さと耐久性があるパドルです
カーボン製の高級パドルと比較すると重さもがあり見劣りしますが、十分使えます!
パドルが2本、標準付属品としてついてくるカヤックはなかなかありません!
カヤック単体も安い上に付属品もほぼそろっている!
初心者が始めやすい!ありがとう!
※ライフジャケットは別途購入が必要です
特に幼児(3歳くらいまで)を乗せる場合は幼児専用のライフジャケットが安全です
幼児は頭を水面に出すことができないため、えり部分が大きく浮きになっているライフジャケットを準備しましょう!
大人用もカヤック用に前が薄い作りのもありますが、浮力さえあればどれでもOK!
ベノキ家が使っているライフジャケットはこちら!
以上、カヤック初心者のパパにこそおすすめする理由でした!
次は、実際につかってみて感じたデメリットと、その解決策を紹介します!
実際に使ったからこそ分かったデメリット!解決策も合わせて紹介!
私『ベノキ』は家族3人でTOBIN SPORTS Wave breakを愛用していますが、使っていくにつれ8つのデメリットが分かりました!
ここでは、『8つのデメリット』とデメリットに対する『7つの解決策』を合わせて紹介します!
TOBIN SPORTS Wave break のデメリットとしては以下の8つ
デメリットに対する解決策としては以下の7つ!
- 乾燥作業には除湿器をつかう!
- 片づける前に、TOBIN SPORTSをひっくり返して30分ほどおいて水抜きをする
- 70L以上のポリ袋に入れて運ぶ
- 付属のフィンは船首、船尾の2枚をしっかりつける
- 完全に乾燥後、少しだけ空気をいれてバルーンの位置を調整する
- 使い始めて10分後に空気圧をチェックする(1度だけでいい)
- 幅50cmのバックルを取り付ける
順に説明します
乾燥に時間がかかる
最大のデメリット!
インフレータブルカヤック全般に当てはまることですが、乾燥作業に時間がかかってめんどくさい!
インフレータブルカヤックのメリット・デメリットについてはこちら!
TOBIN SPORTS Wave breakの場合、船体が大きく気室内にも水が入り込んでいるため、乾燥作業にかなり時間がかかります
自然乾燥だと丸2日かかる
※乾燥作業はしっかりしないと、カビが生えて『においの原因』や『パンクの要因』になるため、洗体&乾燥はきっちり行う必要があります!
解決策:除湿器をつかう!
除湿器を使用すると約半日ほど、自然乾燥だと2日はかかります!
最初に、船体を水洗い、その後
①船底を上にして5~6時間乾燥させる
※船底だけ乾けばOK!
その後の工程は、除湿器ありかなしかで変わります
除湿器を使用する場合
・船底を下にして除湿器を4~5時間かける
除湿器がない場合
・両サイドの気室に空気を入れて半日ほど乾燥
・空気を抜き、両サイドの気室を広げて1日ほど乾燥
※乾燥作業について、こちらの記事では写真付きでさらに詳しくまとめています!
使用後はとにかく重たい
TOBIN SPORTS Wave breakはバルーンをPVC繊維で覆っています
PVC繊維は撥水性(水をはじく)が高いためぬれにくいですが
長時間使用するとどうしてもPVC繊維がぬれてしまいます
全長3.3mあるカヤックをおおっている繊維がぬれるため、めちゃくちゃ重たくなります…
気室内(バルーンとPVC繊維の間)にも水が入り込んでいるため、さらに重たくなります
女性1人では運べないほど重い…
解決策:片づける前にTOBIN SPORTSをひっくり返して30分ほどおいて水抜きをする
気室内に入った水は、上向きに置いておくだけだとなかなか抜けません
斜めに置くと一部分に圧が集中しすぎて穴が開いてしまうことも…
そのため、簡単かつ短時間で水抜きをするなら、ひっくり返して30分ほど放置!
水気が完全になくなるまで水抜きをしようとすると1時間以上かかります
片付け前に1時間も待てない&自宅に帰っても水洗いしないといけないので、完全に水抜きをする必要はありません
『持ち運びできる程度の重さになる・水が染み出てきても少量』
程度に水抜きができれがOKです!
運搬中に水がしみでてきて車内がぬれる
コクピット(人がのるところ)に入った水は排水弁で抜くことができますが
バルーンとPVC繊維の間にも水が入り込んでいて、どんどん染み出てきます
水を抜き切ったと思いバッグに収納しても、自宅につくころにには車内が水浸しになっていることも…(実体験)
解決策:70ℓ以上のポリ袋に入れてからバッグに入れる
ポリ袋に入れてからバッグにいれることで車内がぬれることを回避できる&収納バッグもぬれません!
バッグがぬれないため、自宅で乾燥作業をする時に『バッグを洗って乾かす』という手間が減ります!
70リットル以下だとおおいきれなかったので、70リットル以上が良いです!
最大積載量200kgだが大人2人のるだけでもこぎにくい
インフレータブルカヤック全般にいえることですが
浮力が高く水面に浮いている状態のため、波の影響を受けやすく操作しにくいです
1人で乗る分にはコントロールできますが、大人2人のると重さも増えるため、パドリングにかなり力が必要になります
解決策:付属のフィンは船首&船尾の2枚をしっかりつける!
TOBIN SPORTS Wave breakには付属品として船底につけるフィンが2枚(前後)あります
フィンが左右の操作性と直進性にかなり役立ちます!
つけていないとパドリングするたびにカヤックが左右にスライドするため、うまく直進できずよけいな力が必要になります
ためしにフィンを外したり、前だけ・後ろだけ付けて乗ってみたが、フィンがあるなしで全然違う!
フィンの必要性をなめてましたw…
使用後、空気をぬくたびに気室内のバルーンがずれる
TOBIN SPORTS Wave breakは気室内のバルーンが固定されていないため、使用後に空気を抜くと摩擦や水分の影響でバルーンが最適な位置からずれてしまいます
そのため、次回つかうときにカヤックの形がいびつになってしまいます
解決法:完全に乾燥後、少しだけ空気をいれてバルーンの位置を調整する
気室内のバルーンが固定されていないということは、修正もしやすいということ!
やりかたは簡単!
気室内部のバルーンをつかんで元の位置に引っ張るだけ!
この時、すこしふくらむ程度に空気を入れると修正位置が分かりやすいです!
使用していると空気圧が下がってバルーンの張りが弱くなる
使用する時は決められた空気圧(TOBIN SPORTSは0.8psi)でふくらませますが、空気圧はその日の気温や水温で常に変化します!
たとえば、規定の圧で空気を入れても使っているうちに水温でバルーン内の空気が冷やされ気圧が下がるため
使っているうちにバルーンの張りが弱くなってブヨブヨになることがあります
特にTOBIN SPORTS Wave breakは圧設定が低めのため、圧がさがりブヨブヨになることが多いです
解決策:使い始めて10分後に空気圧をチェックする(1度だけでいい)
水温が低くても、だいたい10分程度インフレータブルカヤックを使えば、バルーン内の空気圧が安定してきます
そのため、その日最初に使う時は、10分程度使用したら空気圧をチェックしてみましょう!
1度空気圧を調整すれば、半日はチェックせずとも圧を保てます!
※経験上の話なので時間に根拠はありません!
それぞれのフィールドや季節でいろいろ試してみてください!
シートにバックルやカラビナがなく、毎回アジャスターに巻き付けて固定しなければならない
付属のシートは着脱可能なシートで、おりたたんで収納する時に邪魔になるので毎回着脱しています
シートをカヤック本体に取り付ける部分にカラビナやバックルはなく、アジャスターに毎回巻き付けて固定するため、地味に手間がかかる…
解決策:バックルをとりつける
大きいサイズのバックル(3.5cm幅)を取り付けておけば、着脱がかなりラクになります!
収納バッグが付属していない
収納バッグが付属していないのは地味にストレス…
せっかく『持ち運び・収納のしやすさ』がうりのインフレータブルカヤックなのに、収納バッグがないとかなり不便です
以上、『ベノキ』が実際につかってみて感じたデメリットと解決策です!
まとめ
TOBIN SPORTS Wave breakについてまとめました!
実際に使ったからこそ分かったデメリットを8つあげて、デメリットに対する解決策も紹介しました!
- 乾燥に時間がかかる
解決策:乾燥作業には除湿器をつかう! - 使用後はとにかく重たい
解決策:片づける前に、TOBIN SPORTSをひっくり返して30分ほどおいて水抜きをする! - 運搬中に水がしみでてきて、車内がぬれる
解決策:70L以上のポリ袋に入れて運ぶ! - 最大積載量は200kgだが、大人2人のるだけでも操作性が悪い
解決策:付属のフィンは船首、船尾の2枚をしっかりつける! - 使用後空気をぬくたびに気室内のバルーンがずれる
解決策:完全に乾燥後、少しだけ空気をいれてバルーンの位置を調整する! - 使用していると空気圧が下がってバルーンの張りが弱くなる
解決策:使い始めて10分後に1度空気圧をチェックする! - シートにバックルやカラビナがなく、毎回アジャスターに巻き付けて固定しなければならない
解決策:50cm幅のバックルを取り付ける! - 収納バッグが付属していない
カヤック初心者のパパにこそTOBIN SPORTS Wave breakをおすすめする理由は以下の5つ!
気になるサイト別の価格の違いですが
やはり『コストコ』が最安値でした!
コストコ | 24,580円 |
amazon | 在庫なし |
楽天 | 63,800円 |
yahoo!ショッピング | 63,800円 |
カヤックを購入する前に、体験ツアーに参加するのもおすすめです!
体験ツアーに参加すれば、カヤックのプロから
『家族で遊びながらカヤックの操作方法や安全管理のレクチャー』
を受けられます!
まさに一石二鳥!
休日の家族サービスに活用してください!
カヤック初心者のパパで、子供も小さいなら『TOBIN SPORTS Wave break』で決まり!
以上、TOBIN SPORTS Wave breakについてでした!
この記事が、子育てに奮闘しているパパの役にたてれば幸いです!
パパの子育てを楽しもう!
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